まずは、エントリーフォームから資料請求を行ってください。申請に必要な書類一式をご送付いたしますので、必要事項を記入の上期日までにご提出ください。
「社会課題解決プログラム」は、特定非営利活動法人COLLECTIVE(コレクティブ)が実施する助成事業です。全国の先生方が社会と繋がった協働的な授業を子供たちに届けられるように、社会課題に取り組むNPOからゲストティーチャーを派遣したり、授業に必要な資金を提供したりする助成事業です。2024年度は「森林・ゴミ・海の環境問題」「カンボジア・フィリピンとの交流」の2テーマで募集します。
プログラムの内容や申請方法は以下のようになっております。必要書類を作成の上、ご応募ください。
すべての先生がプログラムに取り組めるよう、各校種に合わせたテーマを設定しています。今年度は、「森林・ごみ・海の環境問題(小学校)」「カンボジア・フィリピンとの交流(小中学校、高等学校)」の2テーマで募集します。
プログラム一覧
今年度、協働するNPO及び団体は以下の8つとなります。
特定非営利活動法人森づくりフォーラム(https://moridukuri.jp/)新しい社会システムとしての「森とともに暮らす社会」の創出をめざしています。…
特定非営利活動法人ezorock(https://www.ezorock.org/)青年層のネットワーク拡大とともに、北海道の地域課題に対して、若者のアイディアやパワーを…
特定非営利活動法人iPledge(https://www.ipledge.jp/)若者が決意を持って社会を変えていくことを目指して、さまざまなプロジェクトにとりくんでいます。…
特定非営利活動法人青梅林業研究グループ(http://oumerinken.org/index.html)国内の林業の衰退による放置林化が深刻化し、山村における生活にも…
特定非営利活動法人千葉県森林インストラクター会(http://www.chiba-shinrin-instructor.com)広く市民に対する森林・林業及び環境などへの理解を促す活動…
特定非営利活動法人earth tree(https://npo-earthtree.com/)支援を必要とする国・地域に対し、安定した就労の支援と職業訓練・子どもたちへの教育を行…
一般社団法人CASA(https://note.com/casa_link/)私たちはソーシャルデザインで、社会にポジティブな変化を生み出す事業を共創して…
一般社団法人そっか(http://sokka.world)そっかそっか、誰でも、どこでも、はじめちゃえばいいんだ。 そんな気づきをきっかけに…
対象
(1)小学校、中学校、高等学校、特別支援学校いずれかの普通免許状または特別免許状を所有する者。
(2)上記に定める教員3名以上で編成した組織であること。
(3)所属校長1名以上の推薦があること。
(4)次のいずれかに該当する授業が実施できること。
ア 総合的な学習の時間または総合的な探究の時間等での授業実施
イ 計画的に10時間以上の授業を実施
ウ NPO団体と協働した授業を実施
エ 実施した授業の詳細を第三者への提供及び掲載を承諾できること
(5)政治又は宗教活動を目的とするものでないこと。
(6)公序良俗に反するものでないこと。
(7)授業者及び組織が、以下のいずれにも該当しないこと。
ア 暴力団(東京都暴力団排除条例(以下「暴排条例」という。)に規定する暴力団をいう。以下同じ。)
イ 法人その他の団体の代表者、役員又は使用人その他の従業者若しくは構成員に暴力団員等(暴力団並びに暴排条例に規定する暴力団員及び暴力団関係者をいう。)に該当する者。
(8)同一年度で本助成事業の交付が決定されていない、又はその予定がないこと。
(9)同一年度で国・都道府県・区市町村の政策連携団体・事業協力団体等から支援を受けている実績又は受ける予定がないこと。
スケジュール
第一次応募締め切り
令和6年6月23日 必着
2022年度「ごみ拾い活動から考える北海道の環境保全」
富良野町立中富良野小学校6年生の渡邉先生とNPO法人ezorockによる協働授業が実施されました。北海道を拠点に行っている「ゴミ分別ナビゲート」という取り組みを子ども達へ紹介し、身近にできる取り組みを考えてもらいました。年度末にアイディアコンテストを開催し、NPOや地域へ発信し環境問題へのアクションを起こすことができました。2年目の今年、自らの地域イベントへの実装を目標にさらなるアクションを計画しています。
2023年度「町や地域人材と協働して行う授業づくり」
富良野町立中富良野小学校6年生とNPO法人ezorock、NPO法人iPledgeによる協働授業が実施されました。地球温暖化をはじめとする地球規模の環境破壊が叫ばれている現代社会で、子どもたちが生まれ育った中富良野町の課題に目を向けることが、環境を守るための行動を取る第一歩となると考え、学習の題材として学習を展開しました。
2023年度「わたしたちの生活と森林」
千葉大学教育学部附属小学校とNPO法人千葉県森林インストラクター会による協働授業が実施されました。「遊び」「情熱」「目的意識」の3要素に焦点をあて,子どもたちが創造性を大いに発揮し,社会課題の解決に向けて動き出すような授業の実現を目指し,単元構想を行いました。
2023年度「VRボッチャとがん教育」
聖学院中学校とNPO法人がんサポートコミュニティによる協働授業が実施されました。体育、理科探究、情報プログラミングの授業とがん患者さんの視点を組み合わせることで、リアルとバーチャルの両方でボッチャを体験するクロスカリキュラムを作成しました。
私たちNPO法人コレクティブは、教員として10年以上現場主義で実践を積み上げてきた教員主体の団体です。教育を社会と分断させないという想いから、センセイとNPO企業が協働して授業開発を行うコミュニティを構築してきました。これまで地域やPTAとの協働だけにとどまらず、世界で活躍する社会活動団体(NPO)や日本の産業を牽引する企業など様々な協働を実現してきました。この授業の中で大切にしているのは「教員が子供たちを育てる」ということです。決して出前授業で終わらせない、より継続的より課題解決的に。子供たちに寄り添ったプログラムを提供していきたいと考えています。
この「社会課題解決プログラム」は、児童生徒がより主体的に責任をもって社会と関わり課題解決できる能力を育成するため、参加する先生自身がNPO企業と協働して授業内容を考えるコミュニティにしています。これまで多くの子ども達が社会のリアルに直面することで、課題を自分ごとと捉え責任ある行動をしていく姿を何度も見てきました。この未来に触れ、考え、行動する教育をより多くの現場に届けることをミッションに掲げ活動しています。