まずは、エントリーフォームから資料請求を行ってください。申請に必要な書類一式をご送付いたしますので、必要事項を記入の上期日までにご提出ください。

 「社会課題解決プログラム」は、特定非営利活動法人COLLECTIVE(コレクティブ)が実施する助成事業です。全国の先生方が社会と繋がった協働的な授業を子供たちに届けられるように、社会課題に取り組むNPOからゲストティーチャーを派遣したり、授業に必要な資金を提供したりする助成事業です。2023年度は、「環境教育」「がん教育及び性教育」「カンボジアの生活支援と教育格差」の3テーマでの募集を予定しています。

プログラムの内容や申請方法は以下のようになっております。必要書類を作成の上、ご応募ください。 

 すべての先生がプログラムに取り組めるよう、各校種に合わせたテーマを設定しています。今年度は、「森林環境(小学校)」「がん教育及び性教育(中学校)」「カンボジアの生活支援と教育格差(高校)」の3テーマで募集します。


プログラム一覧

今年度、協働するNPOは以下の5つとなります。

特定非営利活動法人森づくりフォーラムhttps://moridukuri.jp/)新しい社会システムとしての「森とともに暮らす社会」の創出をめざしています。…

特定非営利活動法人ezorockhttps://www.ezorock.org/)青年層のネットワーク拡大とともに、北海道の地域課題に対して、若者のアイディアやパワーを…

特定非営利活動法人iPledgehttps://www.ipledge.jp/)若者が決意を持って社会を変えていくことを目指して、さまざまなプロジェクトにとりくんでいます。…

認定特定非営利活動法人がんサポートコミュニティhttps://csc-japan.org/)がんの影響を受けたすべての人たちがその人らしく生きられるようプログラム…

特定非営利活動法人earth treehttps://npo-earthtree.com/)支援を必要とする国・地域に対し、安定した就労の支援と職業訓練・子どもたちへの教育を行…


対象

(1)小学校、中学校、高等学校、特別支援学校いずれかの普通免許状または特別免許状を所有する者。

(2)上記に定める教員3名以上で編成した組織であること。

(3)所属校長1名以上の推薦があること。

(4)次のいずれかに該当する授業が実施できること。

  ア 総合的な学習の時間または総合的な探究の時間等での授業実施

  イ 計画的に10時間以上の授業を実施

  ウ NPO団体と協働した授業を実施

  エ 実施した授業の詳細を第三者への提供及び掲載を承諾できること

(5)政治又は宗教活動を目的とするものでないこと。

(6)公序良俗に反するものでないこと。

(7)授業者及び組織が、以下のいずれにも該当しないこと。

  ア 暴力団(東京都暴力団排除条例(以下「暴排条例」という。)に規定する暴力団をいう。以下同じ。)

  イ 法人その他の団体の代表者、役員又は使用人その他の従業者若しくは構成員に暴力団員等(暴力団並びに暴排条例に規定する暴力団員及び暴力団関係者をいう。)に該当する者。

(8)同一年度で本助成事業の交付が決定されていない、又はその予定がないこと。

(9)同一年度で国・都道府県・区市町村の政策連携団体・事業協力団体等から支援を受けている実績又は受ける予定がないこと。


スケジュール

第一次応募締め切り

令和5年8月21日 必着

2019年度「東京の観光誘致と身近な取り組み」

 都内の公立小学校で行われたプレゼン大会には、NPO法人国際プレゼンテーション協会の脇谷聖美氏(理事)公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本の佐川秀雄氏(代表理事)文部科学省トビタテ!留学JAPANの荒畦悟氏(プロジェクトマネージャー)株式会社Advacomの臼井純信氏(代表取締役社長・エコチル編集長)が審査員として参列しました。事前のご講演とご指導を通して、子供たちは日本国内の社会課題や産業について学ぶことができました。学年担任の伴奏により年間を通して約30時間の課題解決的な学びを実現することができました。


2020年度「フィリピンの課題解決と日本の未来計画」

 杉並区立桃井第一小学校6年生を対象にプログラムの提供を行いました。4名の先生方とえんぴつプロジェクトの小澤真紀氏(プロジェクト代表)株式会社Chosen&Companyの上田尚史氏(代表取締役社長)の協働コミュニティにより、デザイン思考を活用した課題解決型の授業を実現することができました。フィリピンの教育格差について学び、身近な生活でできる課題解決を考えたり、現地の子供たちとの交流、貧困国へのヒアリングなどを実施しました。触れる、考える、行動する学びを年間通して提供することができました。


2021年度「カンボジアの農業支援から考える持続可能な街づくり」

 瑞穂町立瑞穂第三小学校5年生で行われた課題解決型の授業では、町役場の企画課長や商店街の方々の協力を得て授業を実施することができました。Japan Farm Products加藤秀樹氏のゲストティーチングで持続可能な街づくりを学んだ後、自分たちの地域を持続可能な街にするための方法を考えました。年度末には、プレゼン大会を開催したり、代表児童が町議会で発表したりすることで、地域へ発信することができました。


2022年度「ごみ拾い活動から考える北海道の環境保全」

 富良野町立中富良野小学校6年生の渡邉先生とNPO法人ezorockによる協働授業が実施されました。北海道を拠点に行っている「ゴミ分別ナビゲート」という取り組みを子ども達へ紹介し、身近にできる取り組みを考えてもらいました。年度末にアイディアコンテストを開催し、NPOや地域へ発信し環境問題へのアクションを起こすことができました。2年目の今年、自らの地域イベントへの実装を目標にさらなるアクションを計画しています。

 私たちNPO法人コレクティブは、教員として10年以上現場主義で実践を積み上げてきた教員主体の団体です。教育を社会と分断させないという想いから、センセイとNPO企業が協働して授業開発を行うコミュニティを構築してきました。これまで地域やPTAとの協働だけにとどまらず、世界で活躍する社会活動団体(NPO)や日本の産業を牽引する企業など様々な協働を実現してきました。この授業の中で大切にしているのは「教員が子供たちを育てる」ということです。決して出前授業で終わらせない、より継続的より課題解決的に。子供たちに寄り添ったプログラムを提供していきたいと考えています。
 この「社会課題解決プログラム」は、児童生徒がより主体的に責任をもって社会と関わり課題解決できる能力を育成するため、参加する先生自身がNPO企業と協働して授業内容を考えるコミュニティにしています。これまで多くの子ども達が社会のリアルに直面することで、課題を自分ごとと捉え責任ある行動をしていく姿を何度も見てきました。この未来に触れ、考え、行動する教育をより多くの現場に届けることをミッションに掲げ活動しています。

下記フォームよりメールを送信いただくと必要書類がダウンロードできます。お気軽にお問い合わせください。
募集要項をご確認の上、エントリーシートに必要事項をご記入ください。
期日までに、メールにてご提出ください。皆さんのご応募お待ちしております。